恥をかかない七五三の初穂料の渡し方。金額や中袋の書き方は?

七五三で千歳飴を持った3歳の女の子

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子供の成長をお祝いし、神社にお参りする七五三。

かわいい衣装を着せて写真も撮りたいし、多くの方が子供の七五三をやると思います。

でも、着物を着て写真撮るのはいいけど、あとはなにをするの?と疑問に思う人もきっといますよね!

自分が親になって初めて子供の七五三をすんですから、知らなくても当然です!

この記事を読んで、恥をかかないようにしておきましょう。

  七五三の初穂料の書き方。中袋・裏の書き方にもルールが!

七五三のお宮参りをする女の子

七五三とは何をするのか簡単に言うと、着物を着て写真を撮り、神社でお祓いをしてもらい、あとは家族で食事をする、というのうが一般的ではないでしょうか。

地域や家柄によって違いはありますので、ご両親や親戚に確認してみたほうが安心です。

では、神社でのお祓いについてですが、お祓いをしていただくには「初穂料」というものを払います。

読み方は「はつほりょう」です。

「玉串料」という場合もあります。

こちらは「たまぐしりょう」と読みます。

七五三のご祈祷ができるか、事前に確認を!

初穂料の金額は神社によって違いますので、事前に問い合わせて聞いておくと前もって準備できます。

うちの娘が七五三のとき、初穂料の確認のために電話をしたら、そもそも七五三のご祈祷をやっていない神社だった、ということがありました。

そんなこともありえますので、事前の確認はしておいて損はないですよ。

初穂料はいくら?

だいたい「五千円~」というところが多いようです。

「~」ってなに!?と思いますが、五千円以上でもいいですよ、ということです。

1万円でも2万円でもいいですが、最低金額の五千円で問題ありません。

また、三千円、五千円、一万円、とランクがある場合もあります。

それはなにが違うかというと、神社によりますが、記念品の種類や量が違ったりするようです。

また、大きい神社だと、記念品は一律だけと、座る場所が違ってくる場合もあります。

金額が大きいほうが、よりご神前に近い場所でご祈祷を受けられるということです。

気になる場合は、こちらも問い合わせたときに聞いてみるといいでしょう。

初穂料は「お気持ちの金額」という神社も

私が行った神社は、初穂料が5千円からでしたが、ママ友がご祈祷した神社は、最低金額がなく「お気持ちの金額で」という神社でした。

ママ友は3000円包んだそうです。

値段による「ランク分け」のようなものも、この神社ではないので、

「兄弟がふたり重なって、初穂料が痛い…」

「ケチる訳じゃないけど、金銭的余裕がなくて…」

というような場合は、「お気持ちの金額」で受け付けてくれる神社を探すのもいいですね!

初穂料は熨斗(のし)に入れて

初穂料は、熨斗(のし)袋にいれて渡します。

コンビニなどで売っている、一般的なご祝儀袋で大丈夫です。

表書きの書き方

表書きは、熨斗袋の上部真ん中に「御初穂料」と書きます。

そして、その下にお子さんの名前をフルネームで書きます。

中袋の書き方

中袋には、表面の中央に「金  壱萬円」「金 伍千円」など、難しいほうの漢数字で書きます。

裏面には、左半分に、住所と子供の氏名を記入します。

熨斗袋によっては、中袋に金額を記入する欄がある場合がありますので、あればそこに記入します。

これらは、筆ペンで書くのがいいでしょう。

ボールペンやサインペンでもダメではないですが、筆ペンのほうが断然かっこいいですよ!

入れるお金は新札?お金の向きは?

そして、中袋にお金を入れるのですが、できれば新札がいいでしょう。

新札が用意できなければ、なるべく綺麗で折り目の少ないものなら大丈夫です。

お金の入れ方は、お札の顔が上になるようにしましょう。

七五三の初穂料は袱紗(ふくさ)に包もう!包み方ってある?

七五三詣りの様子

当日、神社に初穂料を持っていくときは袱紗にいれましょう。

初穂料に限らず、結婚式のご祝儀袋や、葬儀のお香典など、袱紗に入れて持ち歩くのが大人のマナーです。

 おすすめの袱紗(ふくさ)の色

袱紗の色は、慶事、弔事でふさわしい色がありますが、どちらでも使える紫や緑、紺などが便利です。

七五三は慶事ですので、赤やピンクでも構いませんが、弔事には使えないので気をつけてください。

 おすすめの袱紗(ふくさ)のタイプ

袱紗は、金封タイプが一般的です。

熨斗袋を横からすっと入れられるタイプで、受付で出すときもスムーズに出せます。

入れ方は、右側に蓋を開いた状態で左にスライドさせて入れます。

風呂敷タイプもありますが、慣れないと包むのも手間取りますし、バッグの中でぐちゃぐちゃになってしまうこともありますので、気をつけてください。

七五三の初穂料の渡し方・中袋の書き方 まとめ

七五三は、この間まであかちゃんだったわが子が、もうこんなに成長したのかと、喜びと感動が実感できるものです。

当日はおだやかな気持ちでお参りができるように、事前の準備と下調べをしっかりしておくと安心ですね。
!(^^)!