結婚式は、身内や信頼のおける友人などに協力してもらわなくてはいけないことがあります。
なかでも受付というのは、ご祝儀を受けとる場所なので、現金を管理するという責任が重めのポジションです。
本当に信頼がおける人に依頼するのが無難と言えるのが受付になります。
「でも頼める身内も親戚も見当たらない。いるにはいるけど、頼みづらい。」
そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
解決案、ご紹介していきます。
結婚式の受付を、親族(兄弟やいとこ)に頼んでもいい?
受付をお願いする相手は基本的に
- 友人
- 会社の同期や後輩
- 家族(兄弟姉妹)
- 親族(従兄弟)
あたりになります。
親族だと、ご祝儀を紛失した!なんていうことも起こりづらいですし、もし紛失したとしても、大きなもめごとにならずに済む可能性が高いです。
しかし、親族だと、両家の親族紹介や集合写真撮影などがあるので、ばたばたする可能性がありますね。
そういう点で、会社の同僚や後輩にお願いする人が多いのです。
しかし、会場によってはやはりお金のやり取りが発生するので、親族の立ち合いをおすすめしている場合もあります。
その場合は会場の指示に従ってください。
結婚式の受付を異性の友人に依頼するのはアリ?
一般的に新郎側の受付は男性、新婦側の受付は女性が受け持つことが多いですが、新婦側の受付が男性ということがあっても問題ありません。
友人などにお願いする場合、男性なら男性にお願いすることが多くなってしまうので、
「異性にお願いするのはマナー違反なのではないか?」
といことが気になりますよね。
ですが、親族にお願いする場合は男女関係なくお願いすると思います。
親族が、
「なぜ新郎側なのに女性にお願いするのか?」
「新婦側なのに男性にお願いするのか?」
と疑問に思い、反対などしなければ性別は関係なく受付を依頼して大丈夫です。
結婚式の受付が新郎側のみ(新婦側のみ)でもいい?
受付を新郎側、新婦側にわけなければならないと決まりがあるわけではありません。
よって新郎側、新婦側のみだけでも大丈夫です。
なぜ新郎側、新婦側にわけているかというと、効率よくさばくためという理由です。
例えば人数が少ない結婚式などは効率よくさばく必要もないので、片方だけで充分です。
ただし、お金を扱う責任あるポジションになるので、両家が納得していることが前提となります。
依頼されるほうも、両家分をするということで仕事が増えますので、お礼は両家からきっちりするようにしてくださいね。
結婚式の受付を、式場のスタッフにお願いできる?
基本的に式場スタッフには頼むことができません。
「少しの間席を外すから居てほしい」
など、臨機応変さが求められる場面では引き受けてくれる可能性もあります。
しかし、結婚式場側からすると、受付を請け負っても別途料金をもらうこともできないし、もし、お金が無くなったという騒ぎになってしまえば、全責任を負わないといけなくなり、式場側の負担が大きいからです。
「誰に頼んだらいいか」とか、「スムーズに受付作業を遂行できる方法」などは式場スタッフが詳しいので、聞いてみるといいですよ。
結婚式の受付を頼む人がいない時の「まとめ」
受付をお願いする場合、新郎側で2~3人、新婦側で2~3人といった風に多すぎない複数の人にお願いするのがいいでしょう。
どなたかに受付を頼んだとして、ご祝儀の紛失などが起こった場合にはみんなが嫌な気分になるし、受付をしてくれた人も責任を取るだの取らないだのと問題になってしまいますよね。
お金を管理する責任あるポジションになりますから、人の入れ替わりがあるのも極力避けたいですし、一人でというのもばたばたしてしまい、ミスが重なる可能性もあります。
100名程度の参列者がいる場合、片方につき2~3名の受付を依頼するようにしましょう。
お願いできる人がなかなか見つからない場合は、親族の中でも従兄弟など、親族の中でも役割の少ない人にお願いするといいですね。